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ロレックス(ROLEX)オイスターパーペチュアル (Ref.1007/1940年代前後製造)のオーバーホールをさせて頂きました

ロレックス(ROLEX)オイスターパーペチュアル (Ref.1007/1940年代前後製造)のオーバーホールをさせて頂きました。

他社様で修理不可のロレックスでビンテージですが修理出来ないかとお客様よりお問合わせを頂きました。
検査の結果、お預かりしたロレックス(1007)は70年以上前の時計の為経年摩耗が多く部品も現存しない状態でした、職人が苦労を致しましたが内部部品(歯車等)は調整修理・ローターの修理・風防の作成で何とか動作が可能だと判断いたしまして修理を進行させて頂きました。 
また全体的に部品が摩耗している為に新品時の様な精度は難しい状態で御座いましたが御時間を頂きまして何とか修理が完了致しました。
機械式の時計に致しましては2~3年で油が切れ4年で枯れてしまいますので部品の劣化・摩耗には特に注意が必要です。  
またロレックスは油が切れても10年以上も駆動する事も御座いますが、そのまま使用しますと歯車等々が焼き切れてしまいますのでご注意が必要になります。